携帯料金の滞納

auの利用料金を滞納した場合に強制解約になるのはいつ?利用停止日と支払い後の復活までの流れ

auの利用料金を、毎月しっかりと確認していますか?

請求額を確認しておかないと、auの利用料金を滞納する可能性があります。

もしかしたら、既に滞納してしまい、auの回線が利用停止になったり強制解約になるのではないかと心配になっているかもしれませんね。

auが利用停止したら、回線は復活するの?

強制解約になったら、この先どうなってしまうの?

滞納してしまったあなたはきっと、このように不安を感じていることでしょう。

そんなあなたのために、auの利用料金を滞納した場合の対処法と、利用停止日と回線の復活方法、強制解約のタイミングや流れをわかりやすく解説しましょう。

auを長く利用していけるよう、滞納と強制解約のリスクについても解説するので、最悪の事態を避けるためにもぜひ参考にしてくださいね。

まずはauの引き落とし日を知ろう!

まずはauの引き落とし日を知ろう!支払い方法によって振替日が変わる!

auの利用料金を滞納しないためには、まずauの締め日と引き落とし日を知っておかなくてはいけませんよね。

auの支払い方法は口座振替とクレジットカード払い・デビットカード払いの3つがあるので、それぞれに分けて締め日と引き落とし日を表にしました。

支払い方法締め日引き落とし日
口座振替毎月末日翌月25日
毎月末日
クレジットカード毎月末日カード会社の振替日
デビットカード払い毎月末日『WEB de 請求書』の発行日により違う
・毎月3日頃:4日~9日頃
・毎月8日頃:8日~11日頃
・毎月12日頃:12日頃
・毎月19日頃:18日~21日頃

口座振替の場合、締め日は毎月末日で同じすが、引き落とし日が毎月25日か末日の2つあります。

契約内容によって引き落とし日が違うので、『My au』で確認しておきましょう。

デビットカード払いの場合、『WEB de 請求書』の発行日により5つのパターンがあるので、あなたがどの日に発行されているのかを確認してくださいね。

締め日と引き落とし日がわかったら、次は請求額を確認しましょう。

auの請求額確定日は引き落とし日によって違う

auの請求額確定日は引き落とし日によって違う締め日と確定日は違うことを知っておこう!

auの請求額の確定日は引き落とし日により違うので、見やすく表にまとめましょう。

引き落とし日請求額確定日
毎月25日引き落とし月の6日前後
毎月末日引き落とし月の10日前後

例えば、4月の利用料の締め日・引き落とし日・請求額確定日は、下記のようになります。

利用期間締め日引き落とし日請求額確定日
2021年4月1日~4月30日2021年4月30日2021年5月25日2021年5月6日
2021年4月1日~4月30日2021年4月30日2021年5月31日2021年5月13日

クレジットカード払いも同じ頃が請求額の確定日となりますが、カードの種類によっては5月23日が確定日となる場合があります。

請求額確定日になったら、『WEB de 請求書』にログインして請求額を確認しましょう。

ただし、デビットカード払いは請求額確定日から引き落としまでの期間が非常に短く、請求額が確定する前に引き落としが実行されることがあるので、この点は注意が必要です。

また、確定した請求額が必ず引き落とされるとは限りませんので、例外について解説しますね。

1か月の利用料金が翌月にまとめて請求されることがある

1か月の利用料金が翌月にまとめて請求されることがあるまれに翌月にまとめて支払う可能性もある

一般的に1か月間の利用料金は、次の引き落とし日に支払われることが多いですよね。

しかし、auは1か月間の利用料金が一定額を下回った場合、翌月にまとめて請求されることがあります。

auではこれを『見送り』といい、見送りが実施される金額は下記の通りです。

  • 口座振替
    ⇒税込 3,200円未満
  • 窓口払い
    ⇒税込 330円未満

WEB de 請求書お知らせメール』を設定している方は、その月に引き落としが実行されないといった内容のメールが届きます。

さて、このように請求額をしっかり確認してから引き落とし口座の残高を確認し、残高が足りないようなら入金しておけば、auの利用料金を滞納することはありませんよね。

しかし、口座残高が足りないことに気付かなかったり、うっかりクレジットカードの利用可能枠いっぱいまで使ってしまうと、auの利用料金の支払いができずに滞納することになります。

滞納したら、いつまでにどうやって支払っていいのかわからず、焦ってしまいますよね。

そこで次の章では、auの利用料金を滞納した場合の対処法をご紹介しましょう。

auの利用料金を滞納した場合の対処法

auの利用料金を滞納した場合の対処法できるだけ早く滞納分を払いに行こう!

auの利用料金を滞納してしまったら、できるだけ早く支払う必要があります。

auが指定する支払い方法は、下記の通りです。

  • コンビニエンスストアで支払う
  • auショップ・au Styleで支払う

口座振替で支払っているなら、再引き落としはしてくれないの?

このように疑問に思った方もいるかもしれませんね。

確かに、クレジットカードやその他の携帯電話会社の中には、再引き落としを行ってくれる場合があります。

しかし、残念ながらauには再引き落としはありません。

あなた自身で、上記の支払い方法で支払わなければいけないのです。

では、どのようにして支払うのかを解説していきましょう。

コンビニに行って滞納したauの利用料金を支払う方法

コンビニに行って滞納したauの利用料金を支払う方法QRコードや確認番号をゲットしてコンビニで支払おう!

auの利用料金の入金がau側で確認できないと、KDDIから振込用紙が届きます。

振込用紙には請求額と支払期日が載っているので、期日までにコンビニのレジで支払いをしましょう。

振込用紙が使える窓口は、振込用紙の裏面に記載があります。

もし、auから届いた振込用紙を失くしてしまったり、振込用紙が届く前にコンビニで支払いを済ませたい場合は、スマートフォンを使って支払うことも可能です。

振込用紙を使わない場合はどのように支払いをするのか、その手順を下記にまとめましょう。

  1. My au』にアクセス・ログインする
  2. 料金を支払う電話番号を選択する
  3. コンビニエンスストアで支払う』を押す
  4. 支払い金額を選択して『お支払い』⇒『OK』を押す
  5. コンビニ』を選択する
  6. 支払い用のQRコードか『お客様番号/オンライン決済番号(11ケタ)』『確認番号(4ケタ)』をスクリーンショットかメモする
    ※デイリーヤマザキ・ヤマザキデイリーストア・セイコーマートは確認番号なし

ここまでの手順が完了したら、早速コンビニに行って支払いをしましょう。

コンビニでの支払い操作方法が違うので、その手順を分けてまとめていきますね。

ローソン・ミニストップの『Loppi』で支払いをする手順

ローソンやミニストップに設置してある端末『Loppi』を操作して支払いをする場合は、QRコードを使う方法と、取得した『お客様番号』と『確認番号』を使う方法があるので、下記の表にその手順をまとめました。

支払い方法支払い手順
QRコードを使用1.Loppiで『Loppi専用コードをお持ちの方』を選択
2.画面の指示に従い、取得したQRコードをLoppiのQRリーダーにかざす
3.表示の内容を確認し、次に進む
4.申込券を持って、30分以内にレジにて現金支払う
5.取扱説明書兼領収書を受け取る
お客様番号と確認番号を使用1.Loppiで、『各種番号をお持ちの方』を選択
2.『お客様番号(11ケタ)』をハイフンを除いて入力
3.次の画面で『確認番号(4ケタ)』を入力
4.表示内容を確認して次に進む
5.申込券を持って、30分以内にレジにて現金で支払う
6.取扱説明書兼領収書を受け取る

『Loppi』から出てきた申込券は、発券されてから30分以内にレジに持って行かなくてはいけません。

30分が経過してしまうと使えなくなってしまい、最初からやり直しをすることになるので、事前に現金を準備してから操作しましょう。

ファミリーマートの『Famiポート』で支払いをする手順

ファミリーマート店頭に設置してある『Famiポート』を操作する手順は、下記のようになっています。

  1. Famiポートで『代金支払い(コンビニでお支払い)』を選択
  2. 番号を入力する』を選択
  3. お客様番号/オンライン決済番号(11ケタ)』を、ハイフンを除いて入力
  4. 次の画面で『確認番号(4ケタ)』入力
  5. 表示内容を確認して次に進む
  6. 申込券を持って、30分以内にレジにて現金で支払う
  7. 取扱説明書兼領収書を受け取る

ローソンの『Loppi』と同じように、発券された申込券の有効期限は30分です。

先に現金を準備してから『Famiポート』を操作しましょう。

デイリーヤマザキ・ヤマザキデイリーストアで支払いをする手順

デイリーヤマザキやヤマザキデイリーストアで支払いをする場合は、お店のレジで支払い操作を行いますので、下記のようにレジで店員に「オンライン決済をします」と伝えましょう。

  1. 店頭レジでスタッフにオンライン決済する旨を伝える
  2. レジのタッチパネルで『オンライン決済番号(11ケタ)』をハイフンを除いて入力
  3. 支払い内容を確認し『確定』を押す
  4. 現金で支払う
  5. レシート形式の領収書を受け取る

操作は11ケタの決済番号を入力するだけなので、とても簡単です。

セイコーマートで支払いをする手順

セイコーマート

セイコーマートで支払いをする場合は、スマートフォンに表示されているバーコードを使って支払うこともできます。

手順は下記の通りです。

  1. 店頭レジでスタッフにインターネットで支払いことを伝える
    ※バーコードの場合、バーコードをスタッフに提示・スキャンしてもらう
  2. レジのタッチパネルで、『オンライン決済番号(11ケタ)』をハイフンを除いて入力
  3. 支払い内容を確認して『OK』を押す
  4. 現金で支払う
  5. レシート形式の領収書を受け取る

ここまでが、振込用紙を失くした方がコンビニ払いをする場合の手順ですが、あれこれ操作することが多くて時間がかかりますよね。

振込用紙が届くのを待ってられない!

という方は、各操作を行って支払うのもいいですが、簡単に支払いを済ませたい方は、届いた振込用紙は失くさずに、直接コンビニに行って支払いをしたほうがいいでしょう。

auショップ・au Styleに行って滞納したauの利用料金を支払う方法

auショップ・au Styleに行って滞納したauの利用料金を支払う方法ショップで支払うのが確実で早い!

auの利用料金を滞納すると、KDDIから振込用紙が届きます。

その振込用紙をauショップやau Styleに持って行けば、滞納した利用料金を支払うことができます。

もし振込用紙を失くしてしまった場合は、本人確認書類(運転免許証・マイナンバーカードなど)をauショップ・au Styleに行き、契約回線の本人であることが確認できれば支払いができます。

振込用紙には支払期日が記入してあるので、期日までに必ず支払いを済ませたいですよね。

しかし、滞納した金額によってはすぐに支払いをするのが難しいこともあります。

支払いをする意思はあるけど、支払期日までにお金を準備できない…

このように、早く未払い分を支払ってしまいたいと思っていても、次の収入まで時間がかかる方もいるかもしれませんよね。

そうといって、滞納したままにしておくわけにはいきません。

そんな場合は、一時しのぎとしてカードローンを利用することも検討しましょう。

カードローンは消費者金融や金融機関など多くの会社が取り扱っていますが、すぐにauの利用料金を支払いたいのですから、すぐに融資してくれる所を選択しなければいけませんよね。

そこでおすすめなのが、即日融資可能なプロミスです。

プロミスのカードローンなら、メリットも多くあるので、早速プロミスのご紹介をしましょう。

プロミスを利用して滞納したauの利用料金を支払う

プロミスを利用して滞納したauの利用料金を支払う初回なら30日間無利息なので、一時しのぎの為だけに使おう!

プロミスのカードローンで融資してもらってauの利用料金を支払えば、いつまでも滞納することなく問題は解決します。

でも、お金を借りれば利息が付くのでしょう?

借金には抵抗があるな…

このように、カードローンに対して不安を感じている方もいるのではないでしょうか。

確かに、カードローンを取り扱っている会社によっては金利が高いことがありますし、『借金』というと抵抗があるかもしれません。

しかし、カードローンを利用する方は昔に比べて多くなってきていますし、プロミスなら初めて方なら30日間無利息で借入ができます。

web明細とメールアドレスの登録が必要

更に、下記のようなメリットもあります。

  • 初めての借入なら30日間無利息!
  • 24時間いつでも申し込みOK
  • 審査は最短30分!
  • 即日融資可能
  • レディースキャッシングなら女性専用ダイヤルあり など

プロミスは2回目以降の利用という方でも、収入があったときにすぐ返済すれば支払う利息も少なく済みます。

auの利用料金が高くなってしまい、「滞納しそうだな…」というときにプロミスを利用すれば、滞納前にauの利用料金を支払うことができますね。

わざわざカードローンを利用しなくても、収入があったときに支払いができればいいのでは?

このように感じた方も、きっといることでしょう。

確かに、プロミスを利用すれば借金をしたことになりますし、ここまでする必要があるのかと思うかもしれませんね。

しかし、利用料金を滞納してしまったら、借入をしてでもできるだけ早めに支払いをしたほうがいいのです。

なぜかというと、auの利用料金を滞納したままにしておくと、近々回線がストップしてしまうからです。

そこで今度は、auの回線が利用停止になるタイミングと、利用停止した回線を復活させる方法を解説しましょう。

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auの利用料金を滞納した時の利用停止日や復活はいつ?

auの利用料金を滞納した時の利用停止日や復活はいつ?約1ヶ月半程度の滞納で利用停止に・・・

auの利用料金を滞納し、そのまま支払わずにいると回線が利用停止します。

利用停止するタイミングは、メールにて料金支払いの案内が届き、その案内に書かれている期日を過ぎてから順次利用停止となります。

  1. auの利用料金が引き落とし日に支払えない
  2. auからメールで料金支払いの案内が届く
  3. 案内に記載されている期日までに支払いがない
  4. 期日翌日から順次利用停止

例えば、2021年4月の利用料金が支払えなかったとすると、利用停止までのスケジュールは下記のようになります

スケジュール
引き落とし日⇒支払期日2021年4月26日⇒5月13日
2021年4月30日⇒5月20日
利用停止日上記支払の翌日から順次利用停止

いきなりauの回線が使えなくなってしまうと、外出先で緊急の連絡が取れなくなるなど非常に困ってしまいますよね。

利用停止したら復活しないの?

このように不安になってしまいますが、滞納した利用料金をしっかり支払えば回線は復活しますので、今度は回線の復活について解説しましょう。

利用停止したau回線の復活は支払い後30分程度

利用停止したau回線の復活は支払い後30分程度20時以降だと次の日に復活になってしまう・・・

利用停止してしまったauの回線を復活させるには、滞納した利用料を下記の方法できっちり支払うことです。

  • コンビニエンスストアで支払う
  • auショップ・au Styleで支払う

回線復活は、20時までに入金できれば約30分程度で、20時以降に入金した場合は翌日の9時です。

  • 20時までに支払い完了
    ⇒入金後約30分
  • 20時以降に支払い完了
    ⇒翌日朝9時頃

早く復活させたい方は、20時までに支払いを済ませましょう。

もし支払いをしたにもかかわらず回線が復活しない場合は、下記の番号に電話をして、回線が復活しない旨を伝えてくださいね。

auお客様センター 請求・支払い
  • 電話番号:0077-7027(無料)
  • 受付時間:9時から20時まで
    ※年中無休

このように、auが利用停止してしまってもしっかり支払いを行えば、回線が復活してauを継続して使うことができるようになります。

しかし、それでもなお滞納したまま支払いを怠っていると、今度は強制解約になります。

そこで次の章では、どのような状況になると強制解約になるのか、強制解約になるまでの流れはどのようになっているのかを解説しましょう。

auが利用停止から強制解約に至るまでの流れ

auが利用停止から強制解約に至るまでの流れ確実な日にちは決まっていないが、滞納が続けば確実に強制解約に

auの利用料金を滞納したことで利用停止したのに、それでも2か月から3か月間支払いが行われないと、今後は強制解約になります。

強制解約までの流れは、下記のようになっています。

  1. auの利用料金が引き落とし日に支払えない
  2. メールにて料金支払いの案内がきても支払わない
  3. メールに記載の支払期日が過ぎてから順次利用停止
  4. KDDIから『契約解除予告』が届く
  5. 契約解除予告内の支払期日までに支払いが行われない
  6. 料金滞納から約2~3か月で強制解約

メールの料金支払いの案内に記載してある支払期日までに入金がないと、今度はKDDIから『契約解除予告』が届きます。

契約解除予告には支払期日が記載してあるので、その期日までに支払いをすれば強制解約は免れます。

しかし、契約解除予告の期日までに支払いが行われなければ、auが強制解約になってしまうのです。

どうしても支払いができない

入金予定はあるけど、支払期日以降になってしまう

このように、期日までの支払いが困難な方は、下記のKDDIの料金センターに電話をしましょう。

KDDI 料金センター
  • au携帯電話:局番なし 151(無料)
  • 一般の電話:0120-925-447(無料)
  • 受付時間:9時から17時まで
  • 休日:年末年始

オペレーターに電話がつながったら、支払期日までに支払いができないことを伝え、今後どのようにしたらいいかを相談しましょう。

支払い相談というと、ちょっと抵抗がある

という方もいるかもしれませんが、強制解約になってしまっては元も子もありません。

電話はどうしてもできないという方は、支払期日前にカードローンのプロミスで借入をして、期日までに支払いを完了させましょう。

さて、ここまで解説しても「強制解約になったら、もう一度契約すればいいんじゃない?」なんて、甘い考えを持っている方がいるかもしれません。

しかし、滞納・強制解約になってしまうと、様々なリスクがあなたを待っていることになるのです。

そこで今度は、auの利用料金を滞納し、更に強制解約になった場合に負うリスクについてご説明しますね。

auの利用料金を滞納した場合のリスクや強制解約後に待っているもの

auの利用料金を滞納した場合のリスクや強制解約後に待っているものauの強制解約は他のリスクも同時に背負うことになる

auの利用料金を滞納してしまうと、回線の利用停止・強制解約が待っているだけではありません。

下記のような大きなリスクを負うことになるのです。

  • 延滞利息が発生する
  • 滞納・強制解約にかかる費用も支払う必要がある
  • 利用料金・本体分割払いを全額返済する
  • 他の携帯電話会社の契約審査・分割審査に通過できない可能性がある
  • 個人信用情報機関に滞納・強制解約の事実が登録される
  • 裁判になる

滞納してすぐに発生するリスクから、今後のあなたの生活を大きく変えてしまうリスクまであります。

ちょっと怖くなるような内容ですが、滞納のリスクを知っておくことはとても大切なことなので、最後まで読んでくださいね。

au利用料金だけ支払えばいいのではない!?延滞利息も支払うことになる

au利用料金だけ支払えばいいのではない!?延滞利息も支払うことになる無駄な延滞利息まで払うことに

auの利用料金を滞納したのですから、滞納分を支払えばいいように感じますよね。

しかし、下記のauサービス契約約款に記載されているように、滞納したことで発生する延滞利息まで支払う必要があるのです。

auの延滞利息は14.5%で、滞納した日数が何日なのかにより利息の額が変わります。

では、損害遅延金がどのくらいかかるのか例を挙げて解説しましょう。

auの利用料金 1万円を1か月間滞納した場合

例えば、auの利用料金 1万円を、1か月(30日)間滞納したとしましょう。

基本料金や通話料金などの利用料金を滞納すると、損害遅延金は下記のようになります。

詳細
1か月滞納した金額10,000円
滞納した日数30日
延滞利息の年率年率14.5%
計算式10,000円×14.5%×30日÷365日
※うるう年の場合も365日で計算する
延滞利息119円
滞納した金額+延滞利息10,119円

1か月間滞納した場合の延滞利息は、119円になりました。

119円なら大した額ではない

と思うかもしれませんが、2か月、3か月と滞納すればその分延滞利息は増えていきますし、家族でauを利用しているのなら滞納した額も1万円では済まないかもしれません。

しかも、滞納したのが利用料金だけでなく、auでスマートフォンや携帯電話の本体を分割で購入した場合、分割払いの滞納として損害遅延金(3.0%)も支払うことになるのです。

分割払いの損害遅延金については、au公式サイト『個別信用購入あっせん契約約款 第11条(遅延損害金)』に載っています。

なお、延滞利息を計算する際には端数がでることがあり、その端数を繰り上げるか切り捨てるかはau次第なので、こちらで計算した遅延損害金は、あくまで目安として考えてくださいね。

auへの滞納や強制解約にかかった費用も支払わなければいけない

auへの滞納や強制解約にかかった費用も支払わなければいけない延滞利息以外にも諸費用がかかる!

滞納したり強制解約になったときに支払うのは、滞納した利用料金や延滞利息・遅延損害金だけではありません。

コンビニなどで支払う際に発生する手数料や、収納代行機関から請求される手数料・費用も、auユーザーであるあなたが支払うのです。

ちなみに、コンビニ払いで発生する手数料は、下記のようになっています。

請求額コンビニ振込手数料
~9,999円66円
10,000~49,999円110円
50,000円~330円

更に、督促を行った際のその他の費用も支払う必要があるので、最終的にはかなりの額を支払うことになるかもしれないのです。

滞納した利用料金が少額であれば、支払い切ることも可能かもしれません。

しかし、もし支払いが困難になるような額の請求がきてしまったら、auのお客様センターに電話で支払い相談を行うか、カードローンのプロミスの利用を検討するといいでしょう。

auの滞納した利用料金・本体分割払いの残債を全額返済する

auの滞納した利用料金・本体分割払いの残債を全額返済する本体代金の一括請求はすごく負担が大きい

料金を滞納して強制解約になってしまうと、auに対して未払いとなっているものを一括返済しなければいけません。

一括返済するのは、下記の項目になります。

  • 未払いの利用料金
  • 延滞利息・損害遅延金・その他費用
  • スマートフォン・携帯電話本体の分割残債務

auで契約する際に、スマートフォンや携帯電話の本体の料金を一括払いにしたのなら、まとめて支払うのは未払いの利用料金と延滞利息とその他費用だけになります。

しかし、スマートフォンや携帯電話の本体を分割で購入したのであれば、本体の分割残債務と損害遅延金を追加して支払うことになるのです。

特にスマートフォンが最新機種であれば高額になることもあるため、一括返済となると資金繰りが難しくなるかもしれません。

しかも、分割購入してすぐに強制解約になってしまうと、残債務がかなりの額になってしまいます。

どうしても支払いが困難であれば、下記の番号に電話をして支払い相談をしましょう。

KDDI 料金センター
  • au携帯電話:局番なし 151(無料)
  • 一般の電話:0120-925-447(無料)
  • 受付時間:9時から17時まで
  • 休日:年末年始

支払い相談をしても支払いが難しいなら、カードローンのプロミスを利用して、できるだけ速やかに支払ってくださいね。

他の携帯電話会社との契約審査・分割審査に通過できない可能性がある

他の携帯電話会社との契約審査・分割審査に通過できない可能性がある他社とも情報共有をしているので契約できな可能性も…

auの利用料金を滞納したり強制解約になってしまうと、他の携帯電話会社と契約を結ぶことができなくなってしまうかもしれません。

その理由は、携帯電話会社が行う審査に通過できないかもしれないからです。

携帯電話会社と契約を結ぶには、下記の2つの審査を行います。

  • 契約審査
  • 分割審査(スマートフォン・携帯電話本体を分割で購入した場合のみ)

auを始めとする携帯電話会社は、この2つの審査をして通過した方とだけ契約をすることになっています。

もちろん、auのスマートフォンや携帯電話の契約をしたときにも、2つの審査が行われており、審査に通過したからこそauが使えるのです。

なぜauの利用料金を滞納したり強制解約になると、他社との契約ができないのか疑問ですよね。

そこで、契約審査・分割審査の内容と審査に通過できない理由を解説しましょう。

契約審査は契約できる相手かどうかを審査する

契約審査は、携帯電話会社と申し込んだ人が契約できるかどうかを判断する審査です。

契約審査は『一般社団法人 電気通信事業者協会(TCA)』からあなたの情報を入手して、その情報を元に契約できる人物であるかどうかを判断します。

電気通信事業者協会滞納者情報も共有している

TCAが行っている事業内容は、下記の通りです。

  • 情報通信産業全体の動向調査
  • 情報通信サービス利用状況
  • TCA会員事業者の状況
  • 安心・安全スマートフォン利用のための協議・宣伝
  • 不払者情報の交換 など

TCAは、通信サービスにかかわる動向調査や利用調査を行うだけでなく、スマートフォンや携帯電話の利用者が支払いを怠っていた場合の不払者情報も管理しています。

TCAが所有している情報は、加盟している携帯電話会社や電話会社に提供することもできます。

つまり、auで滞納・強制解約になった場合、その事実がTCAの不払者情報に載り、その情報を見た他の携帯電話会社があなたが不払者であることを知ってしまうのです。

その流れを大まかに下記にまとめましょう。

  1. auで滞納・強制解約
  2. au・KDDIがTCAに報告
  3. TCAで滞納・強制解約の情報を登録
  4. au以外の携帯電話会社に申し込みをする
  5. 携帯電話会社がTCAに加盟している場合、TCAに情報の開示を依頼
  6. TCAが情報を開示
  7. 申し込んだ携帯電話会社にauで滞納・強制解約になったことがわかる
  8. 申し込んだ携帯電話会社と契約できない!

大手auで滞納・強制解約になった人と、契約を結んで今後も利用してもらいたい!…という携帯電話会社はありませんよね。

たとえTCAに加盟していない携帯電話会社に申し込みをしたとしても、その会社が今後もTCAに加盟しないとも限りませんし、auグループであれば当然情報は共有されます。

auで強制解約になったら、他の携帯電話会社との契約は難しいと考えたほうがいいでしょう。

分割審査はスマートフォン・携帯電話本体を分割払いにするときに行う審査

分割審査は、スマートフォンや携帯電話の本体・周辺機器の代金を分割払いにする際に行う審査です。

端末本体や周辺機器を一括で購入した場合は、分割審査は行われません。

auは個人信用情報機関『CIC』に加盟しているので、auで購入する端末本体などの代金を分割払いにすると、その情報がCICに登録されます。

その後、auで分割払いの滞納があったり強制解約になると、その事実もCICに登録されます。

つまりTCAのときと同じように、他の携帯電話会社が分割審査を行う際にCICに情報開示を求めたら、分割払いを滞納したことがわかるのです。

分割払いを滞納するようでは、契約は結べませんよね。

でも、CICに加盟していない携帯電話会社なら大丈夫じゃない?

もしかしたら、このように考えてしまうかもしれませんね。

確かに、個人信用情報機関にはCICの他にJICC(日本信用情報機構)・全国銀行個人信用情報センターがあり、携帯電話会社によって加盟している個人信用情報機関に違いがありますから、CICに加盟していない会社を選択すればいいように思うかもしれません。

しかし、CIC・JICC・全国銀行個人信用情報センターはそれぞれが提携している機関なので、得た情報は各個人信用情報機関で共有されるのです。

滞納・強制解約になった情報も共有されるのですから、他の携帯電話会社がCIC以外の個人信用情報機関に加盟していたとしても、あなたが滞納・強制解約になったことがわかります。

個人信用情報機関に滞納・強制解約の事実が載ることで起こる障害は、他の携帯電話会社と契約が結べないことだけではありません。

クレジットカードの申し込みやローンを組むときにも、大きな影響が出ます。

そこで、個人信用情報機関についてもう少し細かくご説明しながら、カードの入会審査やローン審査にどのような影響が出るのかを解説しましょう。

個人信用情報機関に滞納・強制解約の情報が載るとカードやローンの審査に通過しにくくなる

個人信用情報機関に滞納・強制解約の情報が載るとカードやローンの審査に通過しにくくなるクレジットカードやローンなどの審査にも影響してくる

前の項目でもお伝えしましたが、個人信用情報機関は下記の3つの機関があります。

多くのクレジットカード会社や金融機関、携帯電話会社などが上記3つのどれかの機関に加盟しています。

各機関が管理している個人情報・信用情報は、主に下記のような内容です。

  • クレジットカード・各種ローンの申し込みで入手する個人情報の管理
    ⇒氏名・電話番号・勤務先・年収・住居の状況・家族構成など
  • スマートフォン・携帯電話本体の分割払いの記録
  • 利用状況・返済状況・申し込み等の記録
  • 滞納・遅延・延滞・強制解約・自己破産などの金融事故情報

auの利用料金を滞納して強制解約になると、個人信用情報機関にその情報が載ることをお伝えしましたよね。

信用情報に金融事故の情報が載ることを、一般的に「信用情報にキズが付く」といいます。

さて、このキズが付いた信用情報がカードやローンの申し込みにどのような影響があるのかを、次の項目で解説しますね。

滞納・強制解約でキズが付いた信用情報をカード会社や金融機関が知るまでの流れ

利用料金を滞納した・auが強制解約になった、という金融事故情報がどのように利用されるのか、その流れを下記にまとめました。

  1. auの利用料金を滞納・強制解約
  2. auが滞納・強制解約の事実を個人信用情報機関(CIC)に報告
  3. 個人信用情報機関(CIC)で滞納・強制解約の情報を登録
  4. クレジットカードの新規入会・ローンの申し込みをする
  5. カード会社や金融機関が加盟している個人信用情報機関に情報開示を依頼する
  6. 個人信用情報機関同士で情報を共有
  7. 個人信用情報機関が情報をカード会社・金融機関に開示
  8. カード会社・金融機関に滞納・強制解約の事実がわかる
  9. クレジットカードの入会審査・ローン審査に通過できない

あなたの信用情報にキズが付いていなければ、カードの入会審査やローン審査に通過する可能性は充分あります。

しかし、信用情報にキズが付いているのですから、カード会社や金融機関の信用を得ることは難しいですよね。

このように、信用情報にキズが付くと、スマートフォンや携帯電話本体の購入が難しくなるだけでなく、クレジットカードの入会やローンまで厳しくなるのです。

ただし、一度信用情報にキズが付くと永遠に消えないというわけではありません。登録される信用情報には、保有しいる期間が定められているのです。

そこで今度は、信用情報の保有期間を解説しましょう。

分割払いを滞納した場合の個人信用情報の保有期間は約5年間

個人信用情報機関に登録されている情報には、それぞれ保有できる期限が決まっており、分割払いを滞納した場合の保有期間は下記のようになっています。

個人信用情報機関名滞納情報の保有期間
CIC契約期間中および契約終了後5年以内
JICC当該事実の発生日から5年を超えない期間
全国銀行個人信用情報センター契約期間中および契約終了日
完済していない場合は完済日から5年を超えない期間

どの機関も滞納情報を保存している期間は5年間ですから、5年以上たてばクレジットカードの入会審査やローン審査に通過する可能性があります。

もちろん、携帯電話の分割審査に通過する可能性も高くなります。

とはいえ、すぐにスマートフォンや携帯電話を購入したい方や、クレジットカードを発行したいという方にとって5年も待つのは長いですよね。

auの利用料金を滞納しても、強制解約になってもいいことなどひとつもありません。

一度滞納してしまったらできるだけ早く支払いをして、二度と滞納しないようにしましょう。

最悪のパターン!裁判になることもある

最悪のパターン!裁判になることもある給与の差し押さえで会社にバレることも…

個人信用情報機関に滞納・強制解約の情報が載ることの恐ろしさを知っても、まだ「大丈夫」なんて思っている方はいませんか?

これでも滞納したまま支払いを怠っていると、最終的には裁判になり、強制的に支払い(差し押さえの強制執行)を行うことになります。

裁判になるまでの流れは、下記の通りです。

  1. auの利用料金を滞納する
  2. メールの料金支払い案内の支払期限が切れる
  3. auの回線が利用停止する
  4. KDDIから『契約解除予告』届く
  5. 滞納から2~3か月ほどで強制解約になる
  6. 支払いがまだ行われない場合、裁判所から支払督促が届く
  7. 異議申し立てがなければ、資産・財産が差し押さえられる(強制執行)
  8. 差し押さえられた財産より、auに未払い利用料金・残債務全額が支払われる

裁判で差し押さえられる資産・財産には、給料・貯金・家屋・土地などがあり、最も差し押さえになりやすいのは給料です。

給料が差し押さえになれば、家族に知られるだけでなく、勤め先にも滞納したことで裁判になったことがバレてしまいます。

こうなると、会社にはいづらくなってしまいますよね。このような最悪の事態を避けるためには、やはり滞納しないことが一番です。

どうしても支払いができない場合は、早めにカードローンを利用して支払ったり、auのお客様センターに電話で相談するようにしましょう。

auの利用料は滞納前に対処して強制解約を防ごう!

auの利用料金を滞納してしまったら、延滞利息や損害遅延金の額が大きくなってしまう前に、下記の方法でできるだけ早く支払うことが重要です。

  • コンビニエンスストアで支払う
  • auショップ・au Styleで支払う

滞納している期間が長くなると支払う利息が上がっていくだけでなく、auの回線が利用停止します。

利用停止したauの回線は上記の方法で支払いが完了すれば、早くて30分程度で復活します。

回線を復活させたいけど、どうしても支払いのメドが立たない!」と資金繰りに困っている方は、カードローンのプロミスで借入をして支払うといいでしょう。

プロミスが初めての利用なら、30日間は無利息なので安心です。

支払いができないからと言って滞納したままでいると、滞納から2~3か月ほどでauが強制解約になってしまいますし、それでも支払いができない場合は裁判になってしまうかもしれません。

このような事態にならないよう、auの利用料金は必ず引き落とし日に支払えるようにしていきたいですね。

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